「旅」に関して日本人が大きな勘違いをしている3つのこと

こんにちは!かさご(夫)です

 

岡山での田舎暮らしも早1ヶ月が経過!大自然に囲まれながらののんびりライフはとっても素敵ですが、なんだか最近すごく旅に行きたくなってきました!

 

一応10月には久しぶりにヨーロッパ(今回は東欧)に行くつもりなのですが、もうかれこれ日本に帰ってきてから半年が経とうとしてるということで、久しぶりに禁断症状がでたようです笑

 

ということで今日は旅の話!とにかく旅が大好きな僕らが日ごろ感じている、「日本人の勘違い」についてお話します。

 

 

 

「旅は忙しくて疲れる!」という勘違い

 

まず多くの人が勘違いしているとことがこちらでしょう。「旅は忙しいから」とか「旅は疲れるから」という思い込み。こうした理由で旅をあきらめてしまっているご高齢の方が多いのも、なんだか残念なことのように思えます。

 

正確に言うと「旅は疲れる」のではなく、「日本人が疲れるような旅をしている」のです。

 

確かに移動は疲れます。たとえばヨーロッパに行くなら日本から10時間は飛行機に乗っていないと行くことができません。エコノミークラスでの移動となると、体への負担も大きくなります。これは旅をする上で避けられない疲れかもしれません。

 

問題はそのあと、現地についてからの過ごし方です。

 

多くの日本人がイメージする「旅」は、おそらくツアー型の旅。フランスやスペインとかを8日間(実質滞在は6日)くらいで全部見てしまおうという欲張りパターンです。こういう欲張りプランは一気にその国を見ることができるというメリットもありますが、必然的に電車やバスでの移動時間がものすごい。日本で考えれば、北海道から沖縄まで8日間で見て回ろうなんて、そんな無茶なと思うかもしれませんが、それを日本よりももっと広い国でやろうとしているんです。そりゃあ移動の合間に観光をしているような気分になるでしょう。

 

さらにもう一つが時差との付き合い方。どのくらいの時差があるのかにもよりますが、個人的な経験から言って、現地の時間に馴染むのには2~3日、体が完全に現地タイムになるには1週間くらいかかります。つまり、8日間とかの旅行だと、ちょうど体が馴染んだくらいのところで日本に帰ってしまうんです。だからまた日本に帰ってからも1週間くらいダルい日が続く。だから「あー旅は疲れるなあ」ってなるんです。

 

ちなみに僕たちは海外に旅をするときは最低でも3週間は旅します。そうするとゆっくりと無理なく回れるし、体への負担も圧倒的に違います。その国のことをもっと生活レベルで見ることができて、旅の醍醐味を感じることができます。仕事とかでそんな休みなんて無理という声も分かりますが、ぜひ時間を作って違いを体験してみてください!

 

 

「旅なんてお金がかかって大変!」という勘違い

 

続いての大きな勘違いが、お金に関する勘違い。よくこれだけたくさん旅をしていると「そんないっぱい旅行して、お金持ちなのね」とか言われることがあります。いいえ、まったく(笑)。「旅=お金がかかる」という固定観念から来る質問なのですが、今の時代、旅は決して高いものでもありません。

 

たぶんこういった固定観念の背景にあるのは2つ。むかし航空券が高かった時代があったということと、テレビとかで報道される旅番組の構成。ほら、旅番組で芸能人が泊まるホテルって、一泊何万とかの高級ホテルですよね。そんなのに毎日泊まってたら数日で予算つきます。

 

今はなんと言ったってLCCという強力な味方がいます。これを活用しない手はないでしょう。LCC激戦区のアジアはもちろん、ヨーロッパや中南米にもLCCはたくさんあります。

 

もちろん僕らもLCCはフル活用!前回の中南米5ヶ月でかかった費用などは、ぜひこちらをご覧ください!

 

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travellingplatypus.hatenablog.com

 

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宿泊地に関しても、もちろんそんな高級ホテルにずっと泊まるなんてわけにはいかないでしょう。僕らはいつもbooking.comで検索して、一番ピンときたホテルで予約します。安く抑えたければドミトリーにも泊まるし(いろんな国の人と話せて楽しい)、二人であればダブルとかの方が案外ドミ×2人より安かったりします。

 

予約を何回かすると、Geniusといってさまざまな割引や得点も受けられるので、参考までに、一回のぞいてみてください!

 

 

 これも一括比較でよく使うtrivago

 

 

「言葉ができないと旅に行けない」という勘違い

 

最後にお届けする勘違いは、「言葉ができないと旅に行けない」という勘違い。

 

よくテレビとかでも「旅が好き」というタレントさんがいると「じゃあ言葉ができるんだー」という常套句的な質問が来ますよね。僕も同じようにいろんな人に聞かれたことがあります。

 

でも正直言って、言葉は旅の必須アイテムではありません!もちろんしゃべれたらそれに越したことはないですが、しゃべれないから旅できないなんていうのは大きな勘違いです。

 

例えばですが、英語ペラペラな人がタイとか韓国とか文字が読めない国の田舎に行って、さらにそこの人が誰も英語がしゃべれなかったら・・・と考えてみてください。どれだけ英語がしゃべれようが、文字は読めない、言葉が通じない。そんな環境に出くわすことでしょう。日本に来た外国人だって同じです。日本語は読めないし、英語しゃべれる日本人も少ない。

 

では、こういう人たちは本当に「旅できない」のでしょうか?

 

一生懸命身振りや手振りで意思を伝えて、コミュニケーションをとりますよね。それが旅の醍醐味の一つでもあります。まったく言葉が通じない人とがんばってコミュニケーションをとるということは、旅でしか経験し得ないような貴重な体験です。

 

でも「言葉ができないから旅できない」と言って、こうした経験すらもバッサリと切り捨ててしまう人が日本には多い。これってとってももったいないと思うのです。

 

僕らも今まで言葉が通じない国には何度も行きましたが、それが「不可能」だと感じたことなんて一度もありません。必然的にちょっとずつ現地の言葉も覚えていって、現地の人に通じるかなあってあれこれ考えるのも楽しみの一つです。「言葉の壁」なんて取っ払って、好きなところへ旅しましょう!

 

 

 

勘違いを捨てて自由な旅へ!

 

「旅は忙しくて疲れるから」「旅はお金がかかるから」「言葉ができないから」・・・

 

そんな理由を盾に旅を敬遠している人がいるなら、そんな呪縛は早く取り払って旅に出ましょう!

 

旅はとにかくフリースタイル!旅に正解なんてないし、経験のすべてがあなたの人生において貴重な財産になります。

 

大事なのは「違いを受け入れる姿勢」。

 

「こんなの日本と違うからいやだ」では、旅の醍醐味を潰してしまいますよ。一回自分の価値観メガネを取っ払って、素敵な出会いを探してみてくださいね!

 

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うちのカモも一緒にいっぱい旅をしたら、価値観が揺らぎまくっているらしい@イグアスの滝