こんな生き方提唱家「テレビを見ない&持たない」編

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こんにちは!かさご(夫)です

 

日本では最近いろいろと雪が大変だったみたいですね。雪といえばこたつにみかんにテレビというのが僕の中での「雪」の風景なのですが、そこで今日はテレビにまつわる話。

 

以前からお届けしている「こんな生き方提唱家」シリーズの第3弾は、「テレビを見ない&持たない編」です!あなたは1週間で何時間テレビを見ていますか?

 

 

朝から夜まで。気がつくと常に付いているテレビ

 

まず個人的に僕とテレビのお話をしたいと思います。軽く読んでやって下さい。

 

僕の家族では、毎朝父親がテレビをつけ、朝のニュース番組を見ながら1日が始まり、昼には昼ドラやワイドショー、夕方にはドラマの再放送やアニメ、夜にはバラエティやドラマと、とにかくほぼ一日中テレビがついている家庭でした。たぶんこの世代の家庭ではそれがデフォルトな気がします。

 

たまに親が「テレビを消すよ!」と言うと、それだけでなんか物足りない気がして、言うなれば子供ながらにしてちょっと「テレビ中毒」の要素があったのかもしれません。

 

 

ドラマは時間の無駄!?テレビ離れのきっかけになった話

 

そんな僕に「テレビ離れ」が始まったのは、だいたい中学生の頃。もともとドラマが大好きな家庭だったのですが、中学生でちょっと忙しくなってきた頃、ドラマを見るのが猛烈に「時間の無駄」に思えたのです。

 

理由はシンプルで、ドラマって1回1時間かもしれないけど、毎週見続けたら全部で12時間とか越えますよね。1本の映画でも2時間くらいなのに、全部で12時間以上も「惰性」で費やしていると気づいたとき、とんでもなく時間を無駄にしていると気づいたのです。しかもCMのことを考えたら、さらに「時間の無駄感」は増します。

 

そしてもう一つ。ドラマってたとえば「月9」のように曜日と時間が完全に固定していますよね。そうなると、毎週「月9」の前にはテレビにいなきゃとなって、気が付くと「テレビに支配された生活リズム」に陥っているのです。今日は9時から~だから、それまでにはご飯とお風呂を済ませてねなんて経験、皆さんにも一度はあるのではないでしょうか?

 

 

一度見出すと止まらない!テレビの恐ろしさ

 

さらなる「テレビの脅威」を痛感したのが、受験も近づいてきた高校生くらいのとき。勉強の休憩に昼を食べると、もちろんそこにはテレビがついているので、その番組が面白かったりするとお昼を終えても勉強に戻ることはできません。頭の中では「次のCMで部屋に戻る」と決めても、残念ながらほぼできた試しがありません。

 

いま思えば当たり前で、CMの間にチャンネルを変えられないように、テレビ局は絶妙な「引っ張り方」をします。「正解はCMのあと」とか、「CMのあとに面白いシーンがあるよ」みたいな感じで結局番組の最後まで引っ張ったりして。大人になってテレビ番組とCMの関係を冷静に考えたら当たり前なのですが、テレビの前に座っているただの視聴者(当時の僕)にはそんな思考は働きません。よっぽどの強い意志を持っている人でなければ、テレビ側の思うつぼにどんどんはまっていくだけです。

 

 

テレビを持たない暮らしを始めた結果!

 

そんな「テレビ中毒」から抜け出そうとしながらも、完全には抜けきれていなかった僕に、あるとき最大のチャンスが訪れました。それは社会人になって実家からの独立を決心したときのこと。新しい家には自分の必要なものしかいらないので、そこで遂に「テレビを持たない」という決断に踏み出すことができました。

 

まず最初の数週間で痛感したことは、いかに自分がテレビで時間を「浪費」していたか。テレビがない生活を始めると、ふと何もしない瞬間が生まれて、今までだったら惰性でテレビをつけていたけどテレビがなければ何か他のことをしなきゃなりません。無駄に近所の公園にサッカーボール片手に出かけたり、隣の駅まで歩いたり、なんか小学生みたいなことばかりしてました。

 

でも同時に、それは「自分の時間が持てるようになった」ということでもありました。今まで以上に1日が、1週間が長いような気がして、変に「時に追われる感覚」もなくなっていきました。会社の上司や同僚からはテレビを持ってないという暮らしを「不審者」レベルで言われることもありましたが、一度テレビを手放すと、その開放感は半端じゃありません。

 

 

テレビを持っているから満たされない

 

そして自分の時間を持てる、自分で時間をコントロールできるというのは、とても大事なことだと痛感しました。テレビばっかり見ていると「気が付くと時間が経つ」分、その時間への満足度はきわめて低いと思います。そして気が付くと1日が終わっているので、「忙しい感」は無駄に上がってきます。

 

実際友人とか会社の上司とかにも、テレビを見てるから忙しそうにしてるんじゃない?って人がいました。一回テレビを卒業して、自分の時間を持ったらいいのにと思ってはいたのですが、テレビが生活の一部となっている人には、それってなかなか難しいですよね。

 

 

見る番組を限定する!それがテレビの鉄則!

 

そんな僕ですが、2014年にテレビを購入することにしました!え・・・ここまでテレビを持たないとか散々言っておいて、何をいまさら!?と思った皆さん、もう少しお付き合いください(笑)

 

理由はシンプルです。2014年のサッカーワールドカップを見たかったから。以上です!テレビでしかどうしても伝わらないものっていくつかありますが、その一つがスポーツです。スポーツ好きの僕としては、やっぱり大事なワールドカップとかは映像でライブで見たかったのです。いま思えばネットで良かったじゃんって思いますが、まあそれはおいておいて・・・

 

そのときの僕は、テレビは押入れに入れておいて、見たくなったら線をつないで見るというスタイルにしていました。そうすれば「テレビの惰性」にはまる心配もありませんし、部屋もすっきり片付きます。結局テレビはその後2016年の旅に出るまで2年近く持っていたのですが、見たものといえばサッカーかプロ野球くらいです。それ以外の番組を見た記憶はほとんどありません。

 

 

テレビを見ない&持たない暮らしって実際どう!?

 

というわけで、実体験に基づいて「テレビを見ない&持たない暮らし」について語ってきました。もしあなたが、テレビを自分が完全にコントロールしていると言う自信があれば、それは素敵なことですが、もしテレビに支配されている心当たりがあるとしたら、一度テレビを断捨離してみるのも素敵かもしれません。きっとテレビがあるときには見えてこなかった時間・世界が見えてきて、きっと「生きている感」も強くなってくるはずです!だまされたと思って、ぜひ一度お試しあれ!

 

(今回は、いわゆる普通のテレビに関してのお話です。最近話題のネットテレビなどはまたちょっと違ってくるし長くなっちゃうので、それはまた今度!)

 

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ちなみに2014年は無理やり休暇をとって、大好きなブラジルへ向かいました!

リオのビーチでパブリックビューイングに参戦!

このあと7-1の惨劇が起ころうとは・・・