「仕事を辞めたい」と思ったら改めて考えたいこと。20代で脱サラって実際どう?  

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こんにちは!かさご(夫)です

 

ついに9月ですね。こちらオーストラリアもようやく春を迎え、比較的暖かくなってきました。春の気候って何かの「始まり」を感じさせる、ちょっとワクワクする気候ですよね。

 

気がつけばかさご(夫)も脱サラして約2年半。この2年半はとにかく毎日が濃くて楽しい日々の連続ですが、今日はそんなことで「脱サラ」に関係するお話。「仕事を辞めたい」と思ったら、ぜひとも一度は考えてほしい内容です!

 

 

どうして嫌いな仕事は辞めたほうがいいのか?

 

と言っても、給料とか年金の仕組みとか、そういうシステム的な内容をお届けするつもりはありません。もっと根本的な、「働く」とか「生きる」とかいう視点から考えたいと思います。

 

先日、たまたまYoutubeで非常に興味深い動画を見つけました。タイトルは「なぜ仕事を辞めるべきか」。そのままですね(笑)以下に簡単ですが和訳もつけましたので、分からない方はそちらを参考にしながらご覧ください。

 

www.youtube.com

(簡易訳)

当たり前のことですが、いつかあなたは亡くなります。

そこでなぜ嫌いな仕事をすることが、時間(人生)の無駄かを説明したいと思います。

 

まずこちらは、楽しいことがたくさんある幼少期と十代です。私たちのほとんどは、だいたい20歳前後で就職します。そしてほとんどの人は65歳で退職します。もしラッキーだったら、私たちは80歳まで生きることができます。

 

そしてこちらを見てみると、私たちの人生の大部分は「仕事」に費やされていることが分かります。しかし最近のギャレットポール(調査会社)によると、アメリカ人の85%は仕事を楽しんでいないようです。中国と日本では、この数字は94%まで到達します。ほとんどの人が嫌いなことをして、人生のほとんどをそれに費やしているということは、あまりにもおかしな統計です。

 

あなたは人生の大部分を、嫌いなことをして過ごしたいですか?一応ですが、退職の年齢(65歳)までせっせと働いているのなら、あなたは勘違いしています。なぜなら65歳まで生きることができるのは、世界のたった82%にしか過ぎないからです。もし65歳になったとしても、定年後に生きることができるのは平均して15年しかありません。また、80歳まで生きることができるのは、65%にしか過ぎません。

 

ですから、月曜日を恐れるような仕事を続け、週末のために生きているのではいけません。仕事を気に入っていないのなら、すぐに辞めるべきです。お金を稼ぐ他の方法を見つけるべきです。明日目が覚めたら自分自身を見つめなおし、ずっとなりたいと思っていた自分になるのもいいでしょう。始めるのに遅すぎることなどありません。

 

そんなことを言うと、「そんなの非現実的だ。養わなきゃならない家族もいるし」と思うかもしれません。でも考えてください。将来子供があなたと同じように育ち、あなたが嫌いな仕事をしていたら、彼らは大人になってからどうするでしょうか?まったく同じことをするでしょう。子供たちにそんな人生を送ってほしいですか?それよりも、あなたが好きなことをして満たされた人生を送っているのを子供に見てほしくはありませんか?そうすれば子供も大きくなったときに同じことをするのではないでしょうか?

 

もしそれで稼ぎが少なくなったとしたって、億万長者会社のCEOであろうがマンションの門番であろうがどれだけお金を稼ごうとも、私たちは皆いつか灰になります。愛と尊敬を以って、「あなたの人生を見つめ直してほしい」と皆さんにお伝えしたいと思います。あなたが仕事、生きる目的、人生の意義に満たされていないのであれば、変えてください。

 

好きなことをして稼ぎが少なくなったっていいじゃないですか。近所の人たちみたいに大きな家や車を買わなくたっていいじゃないですか。近所の人に見栄を張ろうとしなくてもいいんです。何かすごい役職を持っていないからといって、人にジャッジされるのを恐れてはいけません。人生の終わりに、達成されなかった夢、逃した機会、嫌いな仕事で無駄にした時間を見返すのではいけません。人生の意義すら忘れ、生計を立てるためだけに忙しく過ごしてはいけません。

 

人生は短いのです。好きなことをして、それに誇りを持つべきです。働いていないときは、大好きな人と時間を過ごすべきです。ここが肝心です。あなたは請求書の代金を支払って死ぬためだけに生まれてきたのではありません。あなたは豊かに育つために生まれてきたのです。

 

簡易訳:かさご(夫)

 

こうやって内容をよく読むと、どれも当たり前のことばかりを言っているなという印象を受けますが、同時にそれはほとんどの人が忘れてしまっていることかなとも思います。この調査がどれだけ正確なものかという議論もあるかもしれませんが、94%という数字は衝撃ですよね。皆さんは6%に入れていますか?それとも94%ですか?

 

 

20代で脱サラして後悔していないの?という質問に対して!

 

かさご(夫)は3年間いわゆるサラリーマン生活を送り、2016年の4月から晴れてフリーに!サラリーマン時代からは考えられないような自由な暮らし方、贅沢な時間の使い方をしていると実感していますが、そんな「脱サラ」生活も早くも2年半近くが過ぎようとしています。

 

たまに同世代の友人や年上の方たち(バブル世代など特に、笑)から「会社辞めたこと後悔したりしない?」とか聞かれますが、YesかNoかで答えたら答えはYesです。後悔してます。正直言って。

 

ただしその後悔は「もっと早く辞めるべきだった」という意味です(笑)辞めたことに対しては後悔などありません。

 

なぜかと言いますと、サラリーマン生活で過ごしていた2013年4月~2016年3月の3年間、なんだか思い起こせるような記憶がないのです・・・。どんな年だったかなとか、どんな楽しかったことがあったかなとか、記憶がほとんどないという悲しい事実。毎日朝から夜遅くまで仕事して、土日はなんとなく休むだけの生活でしたから、ある意味当然なのかもしれません。この「失われた3年間」の記憶は、もう何をどうしたって戻ってくることはありません。

 

 

「自由な生き方」で人生をより豊かに!

 

逆に2016年4月から、記憶がバリバリにあります(笑)しかも月単位で!あの年のあの月は○○にいたなとか、あんな場所行ったな、あんな人いたなとか、すべての記憶を夫婦2人でシェアできているというのも、非常に大きいかもしれません。

 

サラリーマンの「安定」していた時に比べると、収入面では下がっているかもしれません。自分たちでお金を作るのは思っていた以上に大変なときもあります。でも24時間365日2人一緒で時間を共有できているということは、これほど幸せなことはないと思っています。僕たちと同世代の夫婦は、どれだけ時間を共有できているのでしょうか?子供のいる家族ならなおさら。

 

そして何よりもお互い「好きなときに好きなこと」しかしていません。気に入らないことや違うなと感じることがあれば、すぐにそこから離れるようにしています。自分たちをそこに無理やり適応させたり、必要以上に我慢なんてする必要もありませんしね。

 

こんな自由な暮らしなら、もっと早めに「脱サラ」して、もっと早くから「自分たちらしい暮らし」を追求してもよかったな、と今では心から思うわけです。

 

一度失ってしまった時間は、何をしたって、どれだけお金を積んだって取り返すことはできません。3年間ですらこれだけ後悔しているのに、40~50年も同じことをしていたら、定年後どう思うでしょうか?逆に「諦め」がついてしまうのでしょうか?そもそも定年は70歳になろうとしているこの時代、定年後の「自由」はどれだけ残されているでしょうか?

 

travellingplatypus.hatenablog.com

 

というわけで、今回はかさご(夫)の例を踏まえて「脱サラ」について考えてみました。念のためですが、「絶対脱サラした方がいい!」と言っているわけではありません。そういう暮らしがぴったりくる人だっています。6%の人たちのように。

 

でも、もし皆さんが6%に入れていないとしたら、それは何か「変化」を起こすべきタイミングかもしれません。Youtubeの動画にもあるように、仮にそれで周りの人からどう思われようがいいじゃないですか。自分がどれだけ自分に満足しているかどうかが、大きな意味での「幸せ」の分かれ道だと思います。それに自分の好きなことばっかやっていると、案外周りの目線なんてどうでもよくなってくるもんですよ(経験談)笑

 

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さてさて、そんな自由な僕たち2人は、ちょっと日本(特に日本食)が恋しくなってきたので、日本に一時帰国することにしました!約3週間の食い倒れツアー!こうした自由な時間の使い方ができるのも、いまの2人の暮らしならではの特権かもしれません。後悔のないよう、思う存分日本グルメを食べつくしたいと思います!笑

 

これからもこんな自由な2人をよろしくお願いします◎