旅して気づいた「日本は○○後進国」4ネタ

こんばんは!かさご(夫)です

 

今日は引き続き旅シリーズを!突然ですが、以前から匂わせていた今年のヨーロッパ旅行ですが、なんだか東南アジアに変更になりそうです(笑)

 

いや、10月くらいを想定してたんですけど、東欧の10月は寒くてやばいなとか、帰ってきてまたすぐ出国するのも微妙だなとか・・・いろいろ考えてたら今年は東南アジア行きたい!ってなって。

 

というわけでやっぱり東南アジア行ってきます!たぶん。約2年ぶり!そしてそのあとそのまま足を伸ばしてオセアニアへ飛びます。まあこのあたりはまた詳しく。

 

今日のテーマは、いろいろ世界を旅していて「日本はこういう面ですごく遅れてるなぁ」と実感するネタから4つをお届け。最近テレビで賞賛されまくっている「すごーい」日本の、あえて全然すごくないところを紹介します。

 

 

 

日本は「WiFi後進国

 

まず圧倒的に日本が遅れているのがこれ!WiFi

日本人のほとんどがスマホを持っているからという理由もあるのでしょうが、日本でWiFiを見つけようと思うとなかなか大変です。

 

海外ではWiFiは本当にどこにでもあって、困ったら近くのカフェに行けばほぼあります。もちろん個人経営の古ーいところとかはなかったりするけど、それにしても探すのにそんなに苦労することはありません。ショッピングモールとかレストランとか、公共の場にもかなり充実しているから、何かあってもすぐに繋げることができます。

 

ところが日本では、WiFiのある店が極端に少ない。そしてWiFiのあるお店を見つけて入ってみても、手続きが異様に面倒くさい!個人情報を細かに入れたりしなきゃいけないし、とてもじゃないけど「気軽に」使えるようなものではありません。

 

ちなみに僕はスマホを持っていません。というか今は携帯すら持っていません。以前まではガラケーを使い続けていたのですが、去年に解約してからはもう携帯なし生活を長らく続けています。

 

なんで?という質問にはまた今度答えるとして、そうすると日本でもたまにWiFiを街中で探すことがあります。タブレットは持っているので。かつてとあるお店でWiFiを使ったときの話。必要事項を入力して登録したら、「メールアドレスにパスワードをお送りしたので、そちらをご利用ください」という画面が現れたのです。

 

もう愕然としました。ネット環境がないからWiFiに繋ごうとしているのに、それをメールで確認しろって・・・ネット環境がなきゃメールだって読めないにきまってるでしょうが

 

日本人の僕ですらこれだけ苦労するのだから、外国人が日本に来たらどれだけ大変なことか。実際に以前渋谷で外国人観光客にWiFiのあるカフェをどこか知らないか?と必死に聞かれたこともあります。2020年のオリンピックに向けてようやく都庁がなんだか動き出したらしいですが、「おもてなし」とか何とか言うなら、これは相当遅れているということをまずは知っておいたほうがいいと思います。

 

 

日本は「残業」後進国

 

これも圧倒的に遅れているのが、日本の残業問題。最近になってようやく「働き方」とか言われるようになりましたが、これは残業をさせる企業への政策が「ザル」なのが大きな問題です。正確な勤務時間の報告なんて、会社や「本人」の意思でどうにでも改ざんできるし、それに対する処罰もゆるゆる。いわゆるサービス残業がまかりとおっているところに大きな問題点があるでしょう。

 

その点、海外はかなり徹底しています。僕の知っているとある海外の電力会社は、仕事は16時、17時までの2段階(いわゆるフレックス)。残業は認められておらず、残業しようという社員もいません。17時になるとみんなすぐに帰るか一杯コーヒーを友人と飲むかって感じです。

 

そしてなんとこのビル、17時30分になると警備会社の門番もいなくなるので、ビルから出られなくなるのです。次に出られるのは翌朝の7時。だから彼らの頭には残業なんて概念は一切ないし、なんならコーヒーもゆっくり飲んでられません。日本もこれくらい徹底したら、ちょっと良い方向に変わるかもしれませんね。

 

なんというか、「残業」っていう概念すら存在しない国が海外にはたくさんあるということを知ると、日本の働き方がいかに異常かがよく見えてきますよ。

 

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日本は「同性愛の認知」後進国

 

続いては「性」に関する話。日本でも最近ようやくオープンになりつつある「同性愛」。法律上はまだまだ整備されていませんが、そういう自由は大いに尊重すべきだと僕は思います。

 

そして海外は日本と比べると同性愛者はとても多く、周囲の人々の多くが同性愛者を受け入れています。もちろん同性愛に反対するような残念な人たちも未だにいますが。

 

日本はそもそも同性愛者の数が少ないということもありますが、まだまだ認知が低いようです。その象徴的なシーンが、最近見たテレビの中にありました。

 

街頭インタビューで「ボーイフレンドがいる」と言う男性や、「ガールフレンドがいる」と言う女性に対し、「え、じゃあもしかしてあなたは・・・!?」みたいな感じでわざわざ質問するあの感じ。わざわざそんな聞くなんて、とっても失礼だと思うし、野暮ったいと思うのです。

 

人生はフリースタイルなんだから、同性同士で一緒にいたっていいじゃない。もうちょっと柔軟に考えられたらいいのになあとつくづく感じる、そんな話でした。

 

 

 

最後はちょっと意外かもしれませんが、日本の食品について。「日本の食は安全!」と信じている方には、ぜひ知ってもらいたい内容です。

 

何が問題かというと、非常にシンプル。人体に悪影響を及ぼすことから海外では禁止されているような食品添加物が、日本ではまだ合法であるということです。しかもこれがたっくさんある!

 

代表的なのはやはり人工甘味料でしょうか。日本にはいろんなカタカナの人工甘味料があります。甘い飲み物なんかにはかなりの確率で入っているので、今度よかったらラベルを確認してみてください。中には人体に害のあるものが結構ありますよ!

 

あとはマーガリンも。マーガリンに含まれている「トランス脂肪酸」は、世界的にも多くの国で禁止されています。食にダイナミックそうなアメリカでも、実は規制されています。そして日本は・・・

 

僕は専門家じゃないので詳しい影響などはわかりませんが、何でもかんでも食べていると、知らず知らずのうちに健康を害するかもしれません。自分の体に取り入れる一番大事な部分なので、ぜひ一度じっくり調べてみてはいかがでしょうか?検索するといっぱいでてきますよ!(もちろん情報はしっかり自分で吟味してくださいね)

 

あ、なぜこれが「旅して気づいた」ことかというと、海外はベジタリアンとか食にこだわる人がすごく多いので、一回自分で調べてみたんです。そしたらなんだかいろいろ知らなかったことが分かってきて、それから気をつけるようになった、というわけです。生きていくうえで必須の食だからこそ、しっかり知っておきたいものですね

 

 

日本のスタンダードは世界のスタンダード!?

 

 というわけで、今日はそんな「遅れている日本」を4点ご紹介しました。

 

日本は世界的に見てもかなり「進んだ」国の一つですが、実はこんなに遅れていることもいっぱいあったんですね。

 

こうしたこともやっぱり世界に出てみないとなかなか分らないことかもしれません。まさに「井の中の蛙大海を知らず」ってやつです。

 

日本のスタンダードが必ずしも世界スタンダードではない。そんなことに気づかせてくれるのも旅の大きな醍醐味です。そして日本を世界の中で「俯瞰」して見ることができるようになると、きっとあなたの世界観はもっと自由になりますよ!

 

ぜひ日本の「常識」を一回「リセット」の状態して、世界を新鮮な目で受け入れてみましょう!これこそが旅の醍醐味であり、あなたの人生にきっと彩りを与えてくれますよ!

 

 

 

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互いの違いを「認め合う」ことで、世界はきっと広がっていくんだね @ウルグアイ