こんにちは！かさご（夫）です！
オリンピックも遂に後半に入ってきましたね！今日もリオは暑く、気温は35度くらい！一応こっちは季節でいうと冬なんですが、連日猛暑が続いています・・・
さて！ずっとリオにいながらも、あんまりオリンピックの試合には行こうとしてなかった僕ら。でもせっかくだしオリンピックなんて見たことないから行ってみようかということで、チケットを探してみました。
チケットはブラジルのオフィシャルサイトで購入しました。チケットはうわさどおり結構余ってる様子（笑）そして英語のサイトもあったのですが、どうやらポルトガル語のサイトのほうが安いみたい。地元価格？
そこで見つけたのが、女子サッカー準決勝ブラジルvsスウェーデン。開会式も行われたサッカーの聖地マラカナンでの試合だったのですが、テレビには映らないところでは大混乱も！今日はそんな様子をお届けします！
マラカナンはリオの中心部に位置する巨大スタジアムですが、実はそのすぐ隣にマラカナンジーニョという、バレーボールが行われている会場があるんです。
まず最初に混乱を招いたのが、セキュリティーによる周辺道路の封鎖。これによって一般車はもちろん、バスやタクシーまでも、どこが通れてどこが通れないのか分からず困惑し、周辺の道はもちろん大渋滞しました。
僕らも家から周辺までは順調だったのですが、半径500メートルくらいから車がビクともせず、最後は歩いてスタジアムへ。ほかの人もみんなバスやタクシーから降りて歩いて向かっていました。
続いての混乱は入場ゲートのセキュリティチェック 。僕らが着いた時点で、列は50メートルほどの大行列。最終的に30分は並んでました。もちろん、入るだけのための行列。セキュリティーチックは空港と同じようなシステムがあるだけで意外とあっけなかったですが、それでも回転が悪すぎて、行列はぜんぜん進まない・・・
中にはバレーのチケットを持った人がマラカナンに並ぶ始末。これはさすがに分かるだろって感じですが、そんな感じでスタジアム周辺は大混乱でした。
ちなみにわかりやすく東京で言うと、中野から電車で千駄ヶ谷に行って（20分）、国立競技場に入るのに全部で２時間かかった計算。ブラジルクオリティ恐るべし。。。
余裕を持って出かけたつもりが、マラカナンに入れたのは国歌斉唱の瞬間。ブラジル国歌斉唱を生で聞いてみたいとずっと思っていたので、本当にギリギリでした。
ちなみにこの時点で会場は６割くらいしか埋まってない。あとでニュースで見たのですが、同じように入場に時間がかかった人が全然入れず、みんな試合に遅れたそうです。確かに試合終了にはほぼ満員だったな。
試合が始まるや否や、会場は大盛り上がり！ブラジル代表も終始スウェーデンを圧倒します！チャンスはいっぱい作りましたが、肝心のゴールが全然決まらない！
ちょっと飽きてきて日本の国旗を探してみた。
開会式で聖火が灯ったあれだ！
そのころ会場全体も、ブラジルの決定力不足にイライラが溜まってきて、そのうちFora Temer「テメル（現ブラジル大統領）やめろ」とか、関係ないことを叫びまくります・・・笑
結局 0 - 0 のまま試合はＰＫ戦へ。
ブラジルは２人がＰＫを失敗してしまい、１人だけしか失敗しなかったスウェーデンが勝利しました。試合全体はブラジルのほうがはるかに優勢だったけど、ＰＫばかりはしょうがない。
さて、残念ながらブラジルは敗戦しましたが、サッカーには世界一厳しいブラジル国民にオリンピック精神を垣間見ました。
それは試合終了後のこと。スタンドに感謝の意をあらわすブラジル代表に対して、盛大な拍手が送られたんです。確かに負けちゃったけど、よくがんばったっていう優しい拍手
さらに！スウェーデンサポーターに喜びを表したスウェーデン代表に、ブラジル人が盛大な拍手を送ったのです！これはちょっと良かった。試合中はめちゃくちゃブーイングしてたけど（笑）、試合が終わったら仲良し。これがスポーツの姿だよね。
それでもまだブーイングを送り続ける悲しい人がいたのも事実だけど、ちょっと素敵なシーンを目の当たりにしてほっこりしました。
ということで残念ながら負けてしまったけど、大満足で帰路へ。リオオリンピックの混乱はまだまだ続きそうだけど笑、あともう少し、大きなトラブルなく終わることを祈っています。
そして日本では報道されてないかもしれませんが、リオを訪れた外国人観光客がみんなリオを絶賛してるのもこちらではニュースになっています。こんな美しい都市は見たことがないと称賛が続いているようで、強盗とか悲しいニュースが報道されてたから心配してたけど、そんなことを忘れさせるすばらしい旅行だったという声も多々。
こうやってもっと多くの人がリオの魅力を、ブラジルの魅力を感じてくれたら嬉しいな。これからも僕らは大好きなブラジルの魅力を発信し続けます！笑
最後までお読みいただきありがとうございました！
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